唯一の楽しみだった病院食で気づいたこと
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前回のブログでも書いたが、年末年始は病院で入院していた私。
その間、唯一の楽しみだったのは食事だった。
入院した病院では、調理室が併設されていたようで、温かい食事が毎回届けられて、とても美味しかった。
幸い、自分で食事をとれる状態だった私は常食メニューだったので、1食1600キロカロリーの毎回バランスの取れた食事が提供された。
蓋をとった瞬間の楽しみがあり、食事のメニューで一喜一憂。
ご飯、スープ、主食、副菜、デザート。
主食はあるときは肉豆腐だったり、魚の煮つけだったり、カレーだったり。
なかでも注目したのが、副菜!
毎回違うメニューの副菜があり、酢の物だったり、胡麻和えだったり。
それらが、すごくおいしかった。
味付けの違う野菜が三食ともたっぷり食べられるといういうことに、ひそかに感動していた。
デザートはゼリーだったり、ヨーグルト、またはフルーツ。
1日に1回以上は必ずフルーツがでていた。
みかん、冷凍マンゴー、いちご、りんご等。
毎回ほぼ完食しお腹がいっぱいになっていたので、間食も必要なかった。
おかげで、入院前は一向に食欲がでなくて過去最低体重だったのが、退院後にはすっかり取り戻せていた。
入院期間、食事しか楽しみがなく、献立に毎回注目していると、自身のいままでの食生活がいかに適当だったかを思い知らされ反省した。
主食には必ず、たっぷり野菜。デザートはお菓子ではなく、フルーツ。
野菜もフルーツも物価が高いのでいままで買うのを躊躇していたが、安いものを買うようにして、退院後、意識的に朝も夜もそのように変えてみた。
いままで朝食も子どもの分は用意しながら自分は食べなかったりしていたが、いまは何が何でも食べて出社するぞと変えてみた。
すると、朝、重い体を引きずりながら出社していた感覚が、若干変化してきた。
食べることは生きること。
まさに、その通りだとしみじみ実感した。
しかも、バランスよく食べることの重要性を、今回の入院で認識できた。
それでもすごく無理をしない範囲で、あるときは即席スープを利用したりと、どこかで手を抜きつつ、できる範囲で食生活を見直している最中だ。
副菜に関する料理の腕も少しずつあげていきたい。(愛)