4月号の特集は「見せます!朝鮮学校のデジタル教科書」
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4月号工程が先週無事に終了した。
4月号の特集は、イオでは初の企画「見せます!朝鮮学校のデジタル教科書」だ。
朝鮮学校のデジタル教科書に特化して紹介するのは初めてだ。
そもそもデジタル教科書をイオの誌面でぜひ紹介したいと思ったのは、デジタル教科書を使って楽しく勉強するわが子を見たからだ。
初級部4年生になり、3年間の積み立て費で購入したタブレット。
学校でデジタル教科書に適したタブレットを購入し、1人1台持って勉強している。
タブレットにデジタル教科書をダウンロードして使っているのだ。
学校では、最初に使用規則を教わったそうで、勉強目的以外にはタブレットを使ってはいけないと約束したそうだ。
(ゲーム関係の調べ物をしたいからスマホを貸してと言ってきたとき、自分のタブレットですれば?と言ったら、私が反対に子どもに「タブレットは勉強以外で使ってはだめなの!」と注意された。)
学校でデジタル教科書を通して習い、それがすごく楽しかったときは、私にも時々披露してくれるようになった。
(以前投稿したブログ「朝鮮学校のデジタル教科書と本場の歌」)
私もデジタル教科書を見ては、
(すごい!こんなに一歩先ゆく教科書を使って今は勉強しているのか!!)と感動した。
子どもが実際に目の前で使っていなければ、わからなかった現実だった。
いまでも昔の朝鮮学校のイメージで語られることが多い現状に、一石を投じるような特集になればいいと思った。
デジタル教科書を紹介したいと思い企画書を出して半年、ようやく2023年4月号で特集として世にだせることになった。
あまり文字だらけにならず、デジタル教科書を視覚的に紹介しよという方向性をだし、
デジタル教科書を制作した学友書房の方々の協力も頂きながら制作に取り組んだ。
1ヵ月という短い期間で、デジタル教科書のことを調べ、教育現場を取材しながら、実のある特集にしようとまとめあげた記者の方々は本当に大変だったと思う。
なので、当然原稿は押しにおし、実質最後の4日間でデザインを組み、校正をまわした。
一瞬、絶壁の崖に立たされたような、そんな気分に陥ったりしたが、全体の協力もいただきながら、どうにかこうにかデザインし校了まで終えることができた。
デザインを組みながらジタル教科書を知っていく過程で、改めて「朝鮮学校のデジタル教科書」のすばらしさ、楽しさについても、いちから知ることができ、いまの学生たちを羨ましく思った。
よりよい教育をと、デジタル教科書を制作した学友書房の方々、現場の教員たちに心底感謝の念を抱いた学ぶツールとしてのデジタル教科書。
子どもたちの、「知りたい!学びたい!」という気持ちをおおいに刺激してくれるツールだと思う。
月刊イオ4月号は3月17日発売予定!
Amazon発売日は3月20日になります(予約受付中)⇒www.amazon.co.jp/dp/B0BYCGTHD1
ぜひお手にとって読んでいただけたら、幸いです。(愛)