偶然で、貴重な出会い
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先日、出張で訪れた神戸で、現在千葉に住む祖父の知り合いと偶然出会うことができた。
年は少し離れているが、祖父が姫路で教員をしていた頃の同僚とのこと。
記者として出張に行けることや、現地の方とこうして会って話ができる機会があることに感謝しながら、当時の話や祖父の近況を話し合った。
祖父は体が不自由であまり動けないため、遠く離れた場所にいる2人が今後会うきっかけもほとんどないと思うと、なおさらこの出会いが貴重に感じられた。
その同胞もとても驚かれていて、私が東京に戻ると、急いで探してくれたのかすでに1枚の写真が届いていた。
30代の頃の祖父と一緒に写っている貴重な写真だった。
11月号のイオでは「輝くシニア世代」と題して、定年後も明るく元気に過ごす同胞たちを紹介する。
写真を送ってくれた方も紹介するうちの一人だ。
取材中は、自分の好奇心に制限を持たずたくさんのことを楽しみながら取り組む姿に、ただただ尊敬の気持ちでいっぱいだった。
それに比べて、自分はどうだろうかと考えるきっかけもくれた。
祖父の家に行き、出張先でのあれこれを話すといつも喜んでくれる。
次に行く時は、届いた写真と懐かしい人の近況を伝えらると思うと、楽しみで仕方ない。(S)