流行りのドラマを見ながら思うこと
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私の趣味は何だろう?と思った時に、子どもの頃から欠かさずしてきたことがある。
それは「テレビドラマ」を見ること。
昔からドラマの時間帯と曜日はすぐに頭の中に入り、
(今日はこのドラマが放映するから●曜日だ!)と今でも曜日を確認するときに用いるほど。
住んでいる場所が田舎だったこともあり、友人の家も車でしか行けない距離のため、夜はとにかくテレビを見て過ごしていた。
テレビドラマはやはりドラマがあるので、もう夢中でみていた。
月9に関しては 「101回目のプロポーズ」の頃から朝鮮大学校に入学するまでは欠かさず見ていた(大学ではテレビ禁止だったので)。
大人になってからも気になるドラマの再放送などがあると録画をしてまでも見ていた。
新しいクールが始まるととにかく1話を録画して、継続して見るかどうかも決める。
去年のドラマで面白かったのが、漫画編集部の裏側を描いた「重版出来」と社会現象にもなった「逃げるが恥だが役に立つ」。
どちらも同じ脚本家さんの作品だ。
そんな風にたくさんドラマをみていると気付いたのが、私なりのドラマ理論。
ドラマが面白いかどうか、成功するかは大部分脚本によるということ。
●人の心の機微や細部など、リアルであるかどうか
(どんなに有名な俳優やベテラン俳優を持ってきても、脚本に無理があると瞬間興ざめしてしまう)
●主人公だけじゃなく、他のサブキャラもキャラがしっかりしていて、サブキャラのドラマも展開するかどうか
(色んな人物がでることによって、様々な人が自己投影しやすい)
●次回に惹きつける訴求力があるかどうか
(連続ドラマなので連続してみないと)
●あと、1番重要なのが、脚本の中の「伝えたいテーマがはっきりしているか」
だと思う。
そんなことをふと思うと、なんだか編集の仕事に似ているな、と思った。
伝えたいテーマ(主題)がはっきりしている記事はまっすぐ読者の心にも届きやすい。
私たち編成側も、こうしたい!という編集者の意向があるとそれに沿ってレイアウトもしやすいのだ。
その意向がなくても、記事の中から読者に何を伝えたいか、を自分なりに汲み取って編成しようと思っている。
結構忙しいと忘れがちになるが、その軸だけはぶれないように仕事していきたいと思っている。(愛)