90・100周年を目指して 朝鮮新報創刊80年
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10月24日、東京・上野で朝鮮新報創刊80周年祝賀宴が行われ、私も参加してきた。
朝鮮新報は1945年10月10日、「民衆新聞」の名前で創刊。46年9月9日に「解放新聞」と名称を変え再出発した。しかし、日本政府とGHQの弾圧によって1950年8月2日、強制的に発行停止に追い込まれる。
解放新聞が復刊するのは1952年5月20日のことだ。1957年1月1日に名称を「朝鮮民報」に改題、現在の朝鮮新報という名称になったのは1961年1月1日。今回初めて朝鮮新報がこれほどたくさん名称が変わっていることを知ることができた。

会場には祖国から送られた金日成勲章が展示されていた
80周年祝賀宴には朝鮮新報社の元社員の人たち、新報に原稿を寄せてきた筆者、総聯中央をはじめとする本部、支部、団体の人たち、支援してきた日本の方々など多くの人たちが参席していた。
懐かしい顔を久しぶりに見ることができてうれしかった。

朝鮮歌舞団の公演
祝賀宴ではまず朝鮮新報の歴史を振り返り現在の活動をまとめた映像が上映された。朝鮮の人々も登場するなど充実した内容だった。
各代表の挨拶、朝鮮歌舞団の公演など多彩な内容で、終始あたたかい雰囲気に包まれた祝賀宴だった。
最後には現役の社員が舞台に上がり、何人かが決意表明を行った。90周年、100周年に向けての社員全員の決意がよく現れた祝賀宴となっていた。

現役の社員が舞台に上がり決意表明をした
来年7月には月刊イオの創刊30周年を迎える。どのように30周年を迎えるのか、今から楽しみにしている。(k)








