味のあるレトロ印刷
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ある書店に立ち寄った際、フリーペーパーが置かれていたので気になって手に取ってみた。

デザインもさることながら、この質感…これは、最近デザイン業界で人気を集めている「レトロ印刷」だ…!
正式には「リソグラフ印刷」と呼ばれるこの印刷方法。どこか懐かしくて温もりのある風合いがたまらない。
仕組みとしては、シルクスクリーンとコピー機の中間のような技術で、インクを一色ずつ重ねて印刷していくため、少しズレたり、ムラが出たりするのが特徴。その「ズレ」こそがレトロ印刷の魅力。ムラのある手作り感がいい。
色味も独特で、蛍光ピンクやミントグリーンなど、一般的なプリンターでは再現できないような発色が楽しめる。少しザラッとした紙との相性も抜群でポストカードや名刺などをこの手法で印刷すると味のある仕上がりになる。

お気に入りのポストカードもレトロ印刷だった

巷でもレトロデザインが流行っているがデジタル全盛期の今だからこそ、画面の中では味わえない「アナログな質感」に惹かれるのかもな…と感じた。(仙)








