少しでも身近に
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先日、朝青朝鮮新報社委員会で栃木朝鮮初中級学校を訪問した。
何をしに行ったかと言うと、学生たちに朝鮮新報社の仕事を知ってもらう講習会を行うためだ。「朝青セミナー」と称した講習会は、朝青委員長が発案し、今年の朝青運動の達成目標として掲げてきた。
筆者が任されたのは「デザイン教室」。子供たちの前で講習をするなんて、ましてや1人でなんて…。そんな事を思いながら、何回か朝青で模擬授業を行い、いざ栃木へ!
最初に朝鮮新報社に関するクイズ大会を行い、子供たちはチーム別で競い合った。これが何とも大盛り上がりで、追加質問を求める声がちらほら。
苦肉の策で進行役の朝青委員長が「自分は社会人何年目?」と投げかける。真剣に悩む子供たちの姿に顔が綻んでしまった。笑
その後はそれぞれが準備してきた「インタビュー組」「カメラ組」「デザイン組」の授業を一コマ45分行った。筆者が行った授業は「デザインってなんだろう?」。
対象が低学年だったので、イラストや写真を多めに使い、質問形式で授業を進めた。「これ知ってる!」「そうだったんだ〜」と素直な学生たちに助けられ、授業は順調に進む。
最後にぬり絵をしてもらったのだが、個性あふれる子供たちの発想力に感心。その後は学校の掃除や運動レクリエーション、地域の朝青との交流などもりだくさんの1日を過ごした。
筆者は栃木初中に訪問するのは今回が初めて。デザイナーという仕事柄、都外の学校を訪問する機会はなかなか無い。今回のように積極的に交流し、コミュニティを広げていく活動はとても良い経験となった。
栃木初中の学生たちが、今日のことを思い出して、朝鮮新報やイオを少しでも身近に感じてくれたらなによりだ。(仙)

授業の様子。それぞれの個性が光っていた