久しぶりの披露宴とweb招待状
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先日、先輩の結婚披露宴に参列した。
ここ最近、同世代の結婚披露宴に呼ばれる機会がちらほら増えてきており、「結婚ラッシュ」の気配を感じている。
今回は久しぶりに参加する同胞の披露宴だったこともあり、華やかな空気に包まれていると自然と気分も高揚し、いつの間にかほろ酔いに。
そんなとき、ふと声をかけられた。
「あれ!(仙)じゃん!」
振り向くと、そこには綺麗なチマチョゴリに身を包んだ中学時代の同級生の姿が。
しかもただの同級生ではなく、中学3年間、同じバレーボール部に所属し、互いに切磋琢磨していた関係だ。(途中までポジションも一緒だった)
卒業後はなかなか会う機会も減り、久しぶりの再会となった。
思いがけない再会に驚きつつ話を聞けば、新婦とはいとこでよく昔からご飯に行ったりする仲なのだとか。
そんな偶然に驚きながら、久々の再会に会話は自然と弾んだ。
そして披露宴終盤の送賓の時間。
列に並んでいると、今度は新婦のアボジから声をかけられた。
「あれ!○○の娘だよね!」
聞けば、新婦のアボジと私のアボジは大学時代、同じサッカー部でプレーしていた旧知の仲だったという。まさかここで親同士のつながりまで出てくるとは思わなかった。
「在日同胞社会は狭い」とよく言われるが、それを身をもって実感した一日であった…。
話は少し変わるが、今回の披露宴に招待されるにあたり、私はWeb招待状を受け取った。
最近の結婚式の招待状市場を見てみると、従来の紙からデジタルへの移行が急速に進んでいる。
ある事業者によれば、Web招待状の発行数は前年比で28倍にまで急増したという。
コロナ禍に結婚式の日程変更を余儀なくされ、追加の出費が重なったことや、招待客の住所を把握していないケースが増えたことなどから、Web招待状の利便性が一気に注目されるようになった。結婚式だけでなく、同窓会や企業イベントなどでも活用されており、その手軽さと効率性は非常に高い。
実際、最近出席した結婚式ではほとんどがWeb招待状だった。
とはいえ、すべてがデジタルに置き換わったわけではなく、日頃からSNSで連絡を取り合う同年代にはWeb招待状を送り、フォーマルさが求められる上司や親族には紙の招待状を送るなどと、使い分けをするケースが多いようだ。
ちなみに、私が所属する営業部では紙のオリジナル請牒状(招待状)を制作している。
ラインナップのほとんどは社内でデザインしたものであり、都度トレンドを調査しながら新しいデザインを取り入れている。
日本の結婚式市場では、淡い色合いや花のイラストをあしらった「シンプル」「ナチュラル」なデザインが人気だ。
一方、在日同胞の結婚式には、朝鮮と日本の慣例が混ざり合った独特の文化がある。
そのため、招待状の本文や宛名は日本語でありながら、デザインには民族性を感じさせる要素を取り入れたい、というニーズが少なくない。
トレンドを押さえつつ、同胞の結婚文化にも寄り添う。
そんな請牒状(招待状)を目指して制作している。(仙)








