『グランツーリスモ』が面白い!
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9月の3連休に自分が好きな映画を見に行ってきた。映画館に行くことに最近ハマっており、好きな映画があれば見に行くようにしている。
今回、自分が見た映画は、簡単に言うと、主人公がプロレーサーを目指す話であるが、これは作り話ではないのが面白いところだ。この映画は実話を基にしており、主人公の夢に関する話である。
1997年、PlayStationで遊べるあるゲームソフトが発売された。それはソニーコンピュータエンタテインメントが発売したリアルドライビングシミュレーターゲーム「グランツーリスモ」だ。日本国内では200万本、全世界で1000万本を売り上げた大ヒット作である。
このゲームでは実在する名車たち(スープラSZ-R、R32スカイラインなど)を使ってドライブすることができる。
今回の映画はこのゲームをストーリーに導入している。導入している内容はこれだけではない。2008年から始まった「GTアカデミーby日産×プレイステーションⓇ」。これはグランツーリスモ(ゲーム)のトッププレイヤーに本物のプロレーサーになるチャンスを与えるための国際的なコンテストだ。映画はこのような実話を取り入れている。
ここからは映画の内容を少しだけ紹介する。グランツーリスモのゲームに夢中な主人公ヤン・マーデンボロー(イギリス人で実在するレーサー)は5歳の時からプロレーサーになるのが夢だった。しかし、父にはその夢を反対される。そんなヤンにあるチャンスが訪れる。世界中のグランツーリスモのトッププレイヤーたちを本当の国際的カーレースに出場するプロレーサーとして育成、選抜するプログラム(GTアカデミー)に呼ばれることになったのだ。
この選抜に残った者だけが本物のレースに出場することができる。選ばれた者たちは不可能な夢に向かって過酷な練習とさまざまな実践を重ね、大会出場を目指す。彼らが見た現実とは何か。この映画に興味がある人は是非とも映画館で見てほしい。
私がこの映画を観て思ったのは、「夢とは何か」「努力とは何か」ということである。努力を重ねれば成し遂げられないことはないという信念をこの映画を通じて感じ取れた。
今はさまざまなジャンルの映画が公開される時代であり、映画も一種のメディア。さまざまな問題に関心を持てるのも映画鑑賞の醍醐味だと思う。そんな意味で、ぜひとも映画鑑賞をお勧めしたい。(国)