地域の同胞たちが集い、笑い合えるウリハッキョ運動会
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先日、我が子らが通うウリハッキョ(朝鮮学校)の運動会が無事開催された。
運動会は、ハプニングあり、笑いあり。
1年生たちが自分の名前の旗を持ちながら行進するのだが、初めての行進でうまく前に進んでいなかったりと、最初からとても微笑ましい光景がみられた。
運動会に向けて農楽のサンモ練習をしていた我が子は、本番、思い切りよく回していて、ついにはサンモの付け根が飛んでいってしまうというハプニングが。
少し惜しい顔をしていたが、一生懸命練習したのが充分に伝わってきた。また、初1家族に付き物の子どもと保護者との競技では、私は子どもらと一緒に手を繋いで完走。子どもたちへの応援の声が観客席からも多数聞こえてきたことが、心をあたたかくさせた。
今年は支部対抗綱引きや一般同胞の競技も久しぶりに見ることができ笑いがおおいに溢れる運動会だった。
一般同胞の競技では障害物競争に借り物競争をプラスした競技があり、見ていてとても楽しかった。
物だけではなく、人物(例:アボジ会会長/O型のひと/長男長女など)指定もあり、たくさんの人たちが思いがけず参加しながら走っていた。
私自身も席で不意に帽子を被ったとたんに、「帽子を被っている女性」というお題がでて、思いがけず参加。そんな状況がすべて面白かった。
そこかしこでたくさんの笑顔で溢れていた。
そしてやはり一番の盛り上がりは、学生たちの本気のリレー。
今年も白熱した闘いが見られた。
最後の組体操や農楽など、見所が盛りだくさんで、ここでは書ききれないほど。
運動会の後は保護者交流会と七輪焼肉が用意されていた。私は用事があり参加できなかったが、それでも、充分に楽しく、清々しい気持ちにさせてもらった運動会だった。
今年の運動会は、年配の方から、朝青、卒業した高校生たちも訪れていて、本当に老若男女が集っていた。地域の同胞たちが集い、笑い合えるウリハッキョという場があること。改めていいなと、心底思った。そして、こういった場を作ってくれたウリハッキョの子どもたちとソンセンニムたち、関係者たちにも改めて感謝したい。(愛)