「子どもをとりまくすべての大人へ」
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先日、連載「思春期レスキュー」の感想が届きました。
思春期の子どもを持つ親として頑張っている同級生からで、「すごく良い内容」だったと。
記事の内容が、読者に確実に届いていることが率直にとても嬉しかったです。
2月の自身のブログでこのように書きました。
去年は特に子育てで色々大変だったような気がします。乳児期がいちばん大変だと思っていた記憶をまた塗り替えられた思いでした。10年以上子育てをやってきて思うのは、子育ては、自分の思う通りにはいかないことが多いということ。そのたびに、人として否応なしにアップデートを促される感覚です。まるで修行僧のような感覚ですが、それでも、まっすぐな愛情を母である自分に対して表現してくれる子どもたちに、癒され、日々の活力となっています。大変なことも多いですが、たくさんの人たちと話し、相談し、専門家とも繋がって、小さな1歩でも進めているという実感はあるので、今年はきっと大丈夫と信じています。
昨年は子育てを通して本当に色々考えさせられました。問題にぶつかり悩んでいる私に、悪気なくいう一部の周りの大人たちの声にも、もやもやしました。
そして、もしかすると、私も同じように悩んでいた友人へかけた言葉でもやもやさせてしまったかもしれないとも、反省しました。
悩める子どもたちを前に、まず大人から既存の価値観をアップデートして、変わらなくてはいけないんだと思い立ちました。
そして考えた企画が、「思春期レスキュー」です。
ですので、「思春期レスキュー」のサブタイトルは「子どもをとりまくすべての大人へ」となっています。
子どもが悩んでいるときに、肝心で重要となるのが、周りの大人たちの対応によるからだと思ったからです。
1月から4月までは公認心理師・臨床発達心理士であり、スクールカウンセラー・大学非常勤講師として活動なさっている成基香さんに書いて頂きました。
5月号からは社会福祉士・保育士の資格を持ち障害者相談支援員として活動なさっている李恵順さんに書いて頂いています。
第6回タイトル:大人にとっては「ささいなこと」でも…(月刊イオ2025年6月号掲載 ※6月号は5月19日発売)
私自身もデザインを組みながら、毎号ごとに新たな気付きをもたらしてくれるほど、1冊の本にまとめて、たくさんの子どもと関わりのある大人たちに配りたいと思うほどに、とてもいい内容です。
「思春期レスキューは」巻末p72に掲載しています。
ぜひたくさんの方に読んで頂けますと幸いです。(愛)