和歌山同胞の息吹に触れて/写真ブログ
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連休を挟んでバタバタだったが昨日、本誌6月号の入稿を終えた。
ほっと一息つき、今日のブログで何を書こうかと悩んでいたところ、昨月号の特集取材が想起された。5月号特集「春だ!ここにもトンポトンネ」の取材のため、約1週間、和歌山に滞在した。1週間の出張は、一昨年の沖縄以来2度目。
紀伊半島の南西側に位置し、山々に囲まれ海にも面した自然豊かな地。もとより在日同胞の人口が少ないこの地で、工夫を凝らしながら、ハッキョ(朝鮮学校)を守り抜いてきた同胞たちがいた。

和歌山朝鮮初中級学校(和歌山市)
和歌山朝鮮初中級学校(和歌山市)を学校創立70周年(2028年)とその先の未来、 “何としても(ハッキョを)守り抜く ”という気概、同胞コミュニティで生きる人々の血の通った言葉を全身で感じた期間だった。
本日のブログでは、惜しくも本誌に掲載しきれなかった写真たちを一挙公開します。(哲)

入学式(4月6日)のようす。終始同胞たちの笑顔があふれていた

初のホームルーム。一人クラスだが、けっして「一人ではない」

花見(4月6日)の準備にいそしむオモニたち

花見のようす

パワフルなオモニ会のメンバーたち

呼名に元気よく答える園児

ソンセンニム(先生)たちが歌を披露した

まるできょうだいのような仲だ

カメラを向けると照れくさそうにしながら応えてくれた

教員と子どもたちの距離も近い

元気いっぱい!

花見の後片付けの一コマ。教員と生徒で一枚

花見のようす

花見のようす

おまけ。何か素材に使えないかと和歌山城にも足を運んだ。曇っていたのは残念だったが、ちょうど桜が満開の時期で、カメラを手にした来場者が多く見られた

おまけのおまけ。和歌山城近くにある動物園のペンギン。余談だが、和歌山にいるパンダが中国に返還される。白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は4月24日、飼育しているジャイアントパンダ全4頭を中国に送り出すと発表した。「周辺住民にとってパンダは生活の一部。びっくりだし、ショックです」といった惜しむ声を報道で見た。私はまったく地元民ではないが、いつかまた帰ってきてくれたらと思う