50周年
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私が暮らす埼玉で、朝青(在日本朝鮮青年同盟)ができたのが50年前。
先日、その50周年記念パーティーがあった。
現役世代からOBたちまでが集まり、酒を酌み交わしながら楽しいひと時を過ごした。
席上、歴代の委員長が紹介された(写真)。
還暦をとうに超えた人たちもいる。
朝青ができて50年だから、初期の委員長が「おじいさん」になっているのは当たり前なのだが、彼らの姿に、埼玉朝青が歩んできた歳月の長さを改めて感じた。
当時の朝青ってどんな雰囲気だったのかな、と想像してみたりもした。
50年の中には、語りつくすことができないほどのたくさんの物語が詰まっている。
今、いわゆる「総聯系」に対する日本社会の風当たりは厳しいけど、その物語をひとつでも二つでも増やしていきたい。
「若いトンムたち(君たち)に期待しているよ」と肩をたたくOBたちを見ながら、そのためのちょっとずつの積み重ねが大切だと思った。(茂)