待ち遠しい日をいっぱいつくること
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ワールドカップ予選、朝鮮は残すところあと一戦。それに勝てば、本大会に進出になる。
昨年から約1年かけて試合が行われてきた。
いつも朝鮮の試合の数日前からは、気持ちは落ち着かない。待ち遠しいから、当日までの時間が長く感じる。
当日の朝、「諸事情で試合は明日に延期になりました」という報道があったら、その落ち着かない気持ちはもう1日続くこととなり、そのぶん、時間の流れが長く感じる。
それが毎日毎日続けばいいのにとときどき思ったりもする。
なぜなら実感として、あっとういう間に時間が過ぎるからだ。年を重ねると1年が早く感じる、という一般論はかなり的確だと思う。
ある時期から知らないあいだに数ヶ月が過ぎていて、数年が過ぎている。先日テレビを見ながら、「あの事件から1年を迎えました」なんて聞き、「もう1年?」と驚いてしまった。
自分の変化が自分でわからないから、時間だけが過ぎているという感覚がある。それはちょうど、信号が青になったのに足を怪我しているから前に進めないような感じだ。
そんなわけで最近、待ち遠しい日をいっぱい作ることにした。(蒼)