つかの間の休息
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通っているジムの宇宙人たちと、6月中旬にバーベキューをする予定でいる。
幹事はそのジムのトレーナーさん。
参加者は10人くらい。
会費は2000円。
もちろん、朝鮮人は筆者1人だけ。
でも、筆者が朝鮮人だということを、誰も知らない。
韓国人、中国人だとも思っていない。
なぜなら日本語を使うから。
大半の人たちが、日本人だと思っているわけだ。
「珍しい苗字だね」と言われたときは驚いた。
「いつ日本に来たの?」と言われるのはよくあるけど。
確かに年齢層は低い。
だから理解するのに時間がかかりそうで、説明するのも簡単ではない。
「この苗字、初めて見ましたよ」
「そうですか?」
「はい、なんかカッコいいっすね」
「そうですか?」……と、適当に交信する。
別に諦めているわけでもない。
「運動」を放棄したわけでもない。
体力作りのために高い月謝を払って家から自転車で15分もかかるジムに行ってるんだから、没頭したいと思っているのと、たまには宇宙人として付き合うのも悪くないと思っているだけ。
要は、つかの間の休息みたいな感じです。(蒼)。