関東大震災朝鮮人虐殺から90年 語り部たちを追う
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日本の民衆を二度と殺人者にさせない・歴史家の山田昭次さん
関東大震災時の朝鮮人虐殺から９月１日に90年を迎える。日本の一般民衆がいわれのない朝鮮人を殺めた過ちを二度と繰り返さぬよう、40年の長きに渡って日本の国家責任、民衆責任を問い続ける歴史家の山田昭次さん（83、埼玉県在住）に話を聞いた。
自警団と軍服を着た在郷軍人。自警団による朝鮮人の殺し方は殴殺・刺殺・焼殺の残酷な殺し方が最も多かった（「現代史資料６ 関東大震災と朝鮮人」みすず書房から）
市民の手で伝えつづける・東京都八広の朝鮮人殉難者追悼之碑
関東大震災時に朝鮮人を虐殺した日本の民衆の加害責任を初めて記した追悼碑が東京都墨田区・八広の荒川河川敷のそばにある。９月７日には犠牲者を追悼する追悼の夕べが行われる。
日本の民衆責任がはっきりと刻まれた墨田区八広の追悼碑日本の民衆責任がはっきりと刻まれた墨田区八広の追悼碑。毎年追悼式が行われている
