ポドゥナムの里から – ページ 4 – イオWeb

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ポドゥナムの里から

日本とスウェーデンの移民政策

  昨年十月二十八日、スウェーデンの首都・ストックホルムのダンス博物館で、講演を行いました。白黒の市松模様の床で、そのまま舞踏会ができそうなクラシックなホールでしたが、わたしは「日本と朝鮮半島の間に在ることの意味と、東日本大震災以...

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ストックホルムでの対話

  十月二十五日から三十一日の一週間、スウェーデンの首都ストックホルムに滞在しました。  駐日スウェーデン大使のラーシュ・ヴァリエさんから「今年スウェーデンへいらっしゃいませんか」とご招待をいただき、ストックホルム大学・東洋学部日...

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「遅いが、まだ遅すぎない」

  もし、我が子が他人の子(Aくん)をイジメて怪我を負わせたとしたら、保護者はどんな対応をすべきでしょうか。 まず我が子やAくんや学校関係者や他の生徒から事情を聞く。我が子が「みんながイジメてたから、僕もやったんだ。なんで僕だけが...

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私は朝鮮半島で暮らしてみたいのです

  朝鮮語を勉強しています。と、この連載で書くのは三度目なのですが、今度こそ、日常会話に不自由しなくなるまで勉強を続けられそうです。  六月二十二日の誕生日に四十五歳になり、自分の残り時間を考えてみました。残り時間というのは、生き...

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息子とふたりで山登りに行きました

  中学二年の息子とふたりで山登りに行ってきました。どの山にするか、何日の行程にするかは全て息子に任せたところ、北アルプスの「表銀座」または「アルプス銀座」と呼ばれるコースを選びました。  息子の身長は百七十一センチ、体重は八十キ...

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この国はどこへ進もうとしているのでしょうか?

  我が家は、テレビを滅多につけません。 録画で見る番組は、NHKの「ワールドWaveトゥナイト」「ダーウィンが来た!」「タイムスクープハンター」「NHKスペシャル」「BS世界のドキュメンタリー」と限られていて、通常は、TSUTA...

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「朝鮮人従軍慰安婦問題」で傷つく人たち

  六月十三日に、スウェーデン大使館の大使公邸で「震災と文学」をテーマに一時間の講演を行いました。 ラーシュ・ヴァリエ・スウェーデン大使は、十四年前に、わたしの「潮合い」という短編をスウェーデン語に訳してくださった翻訳者です。  ...

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わたしは、Twitterをやめました

  最近、「人間」という言葉が胸につかえています。 小説を書く場合、「人」は一個人という意味合いで使うけれど、「人間」は世の中・社会・世間・人情・世情が絡んでくる場合にのみ使っています。 「人」との「間」が、人と人との関係において...

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「民主主義」を、絶望するわけにはいかない

  今年の一月に、『ピョンヤンの夏休み』韓国版の出版記念会とプロモーションのために、ソウルに三日間滞在しました。私は朝から深夜まで仕事のスケジュールが入っていて自由時間は皆無だったのですが、共に招待された息子の丈陽(十三歳)と、同...

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韓国の仲間とマッコリで打ち上げ

 出版記念会の翌日に、ソウル市庁広場前のスタバで韓国メディアのインタビューを八件受け、取りの『民族21』の安英民編集長のインタビューは、仁寺洞の居酒屋に移動して受けました。終了後にひと抱えもあるような大きな木製のボウルに入ったマッコリがテーブルの真ん中に置かれ、そのまま打ち上げとなりました。

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