朝鮮の舞踊家・崔承喜(1911-69)は1930年代から朝鮮や日本で絶大な人気を誇り、当時例のない世界公演を実現したスターだった。崔は日本の植民地下、朝鮮が世界地図から消え、民族文化の抹殺が刻々と進められた時代に流星のごとく現れた人々の希望だった。