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コラム

息子と図書館に行きました

ポドゥナムの里から

数日前、息子とふたりで南相馬市中央図書館に行きました。貸出カウンター前の新刊推薦本コーナーに、山野車輪の『在日の地図 コリアタウン探訪記』が面陳してありました。
山野車輪は、二〇〇五年にベストセラーになった『マンガ嫌韓流』によって、嫌韓ブームを牽引した漫画家です。
「この図書館、なんで、こんな本を一番いい場所に置いてるんだろう?」わたしは本の表紙を睨み付けました。
「でも、日本国憲法には、『言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する』という条文があるよね。こういう本を出版する自由だってあるし、こういう本を図書館に置く自由だってある、とぼくは思うよ」と、最近わたしの言葉にいちいち口答えをする息子が言いました。

 

 

 

 


リュウ・ミリ●作家

1968年生まれ。神奈川県出身。福島県南相馬市在住。1993年、「魚の祭」で第37回岸田戯曲賞受賞。1997年、「家族シネマ」で第116回芥川賞受賞。2008年10月、朝鮮民主主義人民共和国を初訪問。近著に小説「JR上野駅公園口」(河出書房新社)、「貧乏の神様 芥川賞作家困窮生活記」(双葉社)がある。


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